100円で購入した馬券が的中すると配当はいくらもらえるのか。このことを表す数字のことをオッズ(Odds)と呼ばれます。
オッズの簡単な例
例としてYahoo!競馬を見て単勝の計算をしてみましょう。
出馬表の中の単勝欄に記載されている数字がオッズを表します。
このレースでは9番アウォーディーが1着でした。単勝オッズは1.8倍です。 つまり、単勝を100円買っていた場合、1.8×100円=180円の配当を受け取れるということになります。
では、単勝オッズが193.2と書かれている13番トウショウフリークの単勝100円を買った場合、この馬が1着になったらどうなるでしょうか。 193.2×100円=19,320円の配当を受け取り、万馬券的中となります。
オッズは変化するもの
あなたが買おうとしている馬券を買う人が多くなればなるほどオッズは低くなり配当が少なくなります。 つまり、オッズとは「馬の人気」を示すという側面があるということです。 一般的に、人気の馬ほど勝つ確率が高い=配当が小さくなります。 誰かが馬券を買うごとにオッズは変動し続け、レースが確定するまで本当の配当はわかりません。
異常オッズが現れることがある
人気の馬ほど勝つ確率が高いことが一般的とされていますが、例外があります。 メディアで取り上げられた馬に対し実力以上の応援が集まることや、 一部の資産家による大量購入などがあるといった場合です。 こういった動きはオッズだけを眺めていると気づきにくいものです。
このように、必要な情報や傾向をキャッチして分析できる力がなければオッズ理論は構築できないことから、玄人向けの戦略とされています。