天皇賞(春)のレース条件と特徴
3200mの長丁場!
年間のG1の中でも注目度の高い
天皇賞(春)が4月30日に開催されます。
ここ10年を振り返ると1番人気が全敗して
2着にも1度もなったことがないというレースです。
ですが2番人気が5勝ということで毎度荒れるわけではありませんが
二桁人気の馬が10年7回も1~3着のどれかになっており
紐荒れには警戒して予想をしないといけないレースです。
勝ち馬の8頭は前走1~2着になった馬。
また前走勝った馬か負けた馬でも0.5秒差までなので
大惨敗からの逆襲はあまりないと言えます。
また、前走の距離は2000mからでも3勝しているので
長距離への適性は当然必要となるレースですが
前走の距離にあまり左右されなくても大丈夫です。
天皇賞(春)出走馬
現時点で登録している馬の中には
今や国民的スターになり前走大阪杯を制したキタサンブラックや
阪神大賞典を勝ち、今や日本の歴史的名馬になりつつある
サトノダイヤモンドがおり2016年の有馬記念のリターンマッチに
競馬ファンはワクワクしていることでしょう。
その他、日経賞を勝ったシャケトラやシュヴァルグラン
ダイヤモンドステークスを勝ったアルバートなど
曲者も多く参加している注目のレースですね。
1番人気がキタサンブラックになるのか?
それともサトノダイヤモンドになるのか?
10年間惨敗している魔の1番人気になるのはどちらなのか?
そんな部分も面白いレースです。
天皇賞(春) 特別登録馬リスト
- アドマイヤデウス
- アルバート
- カレンミロティック
- キタサンブラック
- ゴールドアクター
- サトノダイヤモンド
- シャケトラ
- シュヴァルグラン
- スピリッツミノル
- タマモベストプレイ
- ディーマジェスティ
- トーセンバジル
- トウシンモンステラ
- ファタモルガーナ
- プロレタリアト
- ヤマカツライデン
- ラブラドライト
- レインボーライン
- ワンアンドオンリー
天皇賞(春)に優先的に出走できる馬は?
出馬登録をしている外国調教馬や
レーティング順位の上位5頭。
また、阪神大賞典と日経賞で1着となった馬や
その2つのレースで2着以内になった地方馬が
優先的に出走できるレースです。
天皇賞(春)の賞金
2016年の賞金は1着が1億5千万円と高額で
2着でも6千万円、3着でも3千8百万円もあります。
例えば2013年2014年と連覇しているフェノーメノは
2013年1着で賞金132,000,000円 2014年の1着で132,000,000円
天皇賞春だけで264,000,000円も稼いだことになります。
天皇賞(春)の歴代優勝馬
2勝したことがあるのはメジロマックイーンやライスシャワー
フェノーメノにテイエムオペラオーなどの名馬がいます。
1勝と2着1回は意外と多くマイネルキッツやメジロブライト
メイショウサムソンにサクラローレル、イナリワンなど
こちらも名馬が多く該当していました。
1勝馬はディープインパクトやスペシャルウィーク
キタサンブラックなどこちらも名馬が揃いますが
今回キタサンブラックが勝てば2勝馬になりますので
5頭目の天皇賞春2勝馬となりますね。
天皇賞(春)の過去の結果
2016年の天皇賞(春)はキタサンブラックが優勝。
北島三郎さんの笑顔も記憶に新しいですね。
2着には13番人気のカレンミロティックが入り
やや波乱な結果となりました。
2015年はゴールドシップが優勝。
芦毛の怪物の最後の勝利レースとなりました。
2014年はフェノーメノが優勝。
前年度の勝利馬だったにもかかわらず4番人気の評価に
奮起するような競馬で勝ちきりました。
2006年はあのディープインパクトが単勝1.1倍の
圧倒的支持率で圧勝を演じました。
ディープインパクトが勝つレースを見るという
異質なレースになりました。
なお、この時の単勝は1.1倍でしたが複勝も1.1倍でした。
さて、この天皇賞春は3200mと長いレースなので
競馬ファンはよくレーススタートと同時にカップラーメンを作ると
ゴールした時にちょうど食べ頃なんてことを言います。
でもレース直後に興奮をして食べ忘れるなんてことも
多いのではないでしょうか。(笑)